写真はすべてクリックで大きく見れます

今回、左の大型を導入しましたが改造して
出荷時90kg→約120kgになりました。(^^;
大型は主に下処理用に使いまして、小型は
ガラスで仕上げに使います。後ろにも大型の
集塵機が装備されてますので、店内が益々
狭くなります・・・キャスターは必需品ですね。
(両方とも、直圧式と吸上げ式に改造)
 
  導入前には寸法を調べて、置く場所を
決めていましたが、現物が来ると唖然・・・
どれだけデカイのか説明し難いのですが
ZRX1200に近づけて見ました。見ての通り
4気筒のエンジンまるごと余裕で入りますし
スイングアームも難なくOK。んでもって
大人も入れそうです。(笑)
 
以前、ガラスビーズで仕上げられたアルミの
パーツを見せて頂いた事があり、ブラストには
興味がありました。目的はアルミパーツの
仕上げ。でしたが、その仕上げの方法が
いくつもあり、最近やっと自分が思うような
光沢を出せるようになりました。(^o^)丿
 
  そこで、今後ペガサスでお受けする
サンドブラストを3タイプ紹介致します。
写真のパーツは腐食が激しいスズキの
エンジンカバー(ダイナモカバー?)です。
クリックして大きく見れば判りますが
アルミが腐食してデコボコしています。
 
まずは、右上。純度の高いホワイトアルミナ
#150で下処理を行った状態。塗装目的なら
このザラザラした状態が最適です。
普通のアルミナと、ホワイトアルミナの違いは
純度と色です、普通のアルミナ(灰色)は
鉄分を多く含んでいて、処理後の表面に鉄分
が付着していますので塗装前にガムシャラな
洗浄が必要です。ホワイトアルミナ(白色)は
その行為がほとんど必要なくパーツの表面を
サンド(メディア)で汚しません。
ホワイトアルミナはとても高価ですが仕上げ前
の処理は重要ですので、これには拘ります。
 
  左下はガラスビーズ#100のみで仕上げ。
右下は左写真のようにホワイトアルミナで
下処理した上からガラスビーズでの仕上げ。
写真では判り難いですが、光っているのは
右下です。そのかわり下地処理にアルミナを
使いますので、表面はガラスだけに比べて
少しだけ荒くなります。ですが、どちらも
ガラスビーズで仕上げると、多少ですが
表面にガラスがつぶれて覆いますので
ガラスのコーティング効果を得られます。
とは言え、長く放置すれば同じなので
仕上げ処理後のお手入れは必要ですよ。
 
ウチのバックステップには文字が彫られて
います。中々文字の中って磨けませんよね
ガラス#100であれば全体もシルバーの
アルマイトをかけたように綺麗になります。
(バーにはブラストはかけていません)
 
キャブレターも手作業では中々磨けません。
キャブの仕上げには何度もトライしましたが
ガラス#100の評判が一番イイようです。
FCRなど高価な物って、いつも綺麗に
しておきたいですものね・・・
 
 
今の時代に、いまさらサンドブラスト?って言うわけではありませんが、ペガサスでの
サンドブラストは、塗装屋さんや板金屋さんとは違った仕上げを目指そうと考えています。
(古いバイクのレストアをする為ではなく、パーツをいかに綺麗にするのかが大事です)
 
@ 塗装前提の下地処理。(パーツが鉄でもアルミでもホワイト・アルミナで行います)
A 塗装をしない、仕上げ処理。(■下処理なし/■下処理ありの場合は2工程です)
 
パーツ的には、「シリンダーやエンジンパーツ、キャブレター、バックステップ、ホイール、
鉄製?のマフラー、サスペンション、ボルト」などなど・・・ご要望に応じたいと思います。
(アルマイト色が施されたアルミパーツでも、そのアルマイトを剥ぐ事が出来ます。)
対象物のパーツにより、砂(メデイア)の種類と番数は結構そろえております。
 
ブラスト作業工賃の細かな金額はまだ出していませんが、上記のカバーで¥3000程度?
マスキングが必要なのか、そうでないのかでは金額が大きく変ります。
(マスキングには時間が掛かるのと、マスキング部分の合否はお互いの了解が必要です)
ご自分でマスキングして頂ければ、そんなに高いブラスト費用にはなりませんよ。
 
パーツ別の金額は後日このコーナーにて詳細を記載しようと思っています。
 
ガラスビーズで仕上げる場合は、小型のブラスターの中に入るサイズまでとなります。
(エンジンで言えば、4気筒のシリンダーやシリンダーヘッドまでは可能です)
 
ご質問などあれば、ご遠慮なくお問合せ下さい。

 

 

 

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