おかげさまで全国から多くの加工依頼を承っておりますが、下記に記載しております低速側と 高速側のダンピングに関しまして、実際にどうなるの?どんな仕様があるの?等の、お問合せが 多くありますので、ダンパーチューニングの 「標準メニュー」 を解りやすく説明致します。 . ■タイプ1=ツーリング〜ワインディング (路面のギャップが多くてもスムーズに動く高速走行仕様) ■タイプ2=ワインディング〜サーキット (路面のギャップが少ないロードの高速走行仕様) ■タイプ3=サーキット仕様 (完全フラット路面でタイムを求める仕様) . ★上記以外にも、タイプ1と2の中間なども可能ですので、お気軽にお問い合せ下さい。 |
ZRX発売以来 当店は勿論の事ですが、全国の多くの有名ショップさんやチームでも幾多の勝利で実証! |
■SPスプリングの特徴 ZRXは、1100、1200(01-03)、1200(04-08)、DAEGと4種類のサスが実在し、そのすべてのダンパーの 中身も異なっていますので、その年式別に最適に設定した専用設計としました。 純正バネレートは年式によって「0.8kgf〜0.85kgf」が使われていますが、SPスプリングは「0.9kgf」とレートを 上げたスポーツプロダクション仕様となっております。(数値的には少なく感じるでしょうが乗ると分かります) ■SPダンパーチューニングの特徴 ZRX1100&1200 ダンパー・チューニング。サーキット専用にするのは今までの経験上簡単なのですが 「ストリート&ワインディング&時々サーキット」と言うSP(スポーツプロダクション)仕様が本当に難しくて 何度もダンピング変更を行い、「誰もが必ず満足できる」ダンパーチューニングが完成しました。(^o^)丿 基本構造はブレーキングで必要以上ダイブしない(低速側の圧)、コーナーリング切り返しで一瞬伸びる 瞬間も路面に追従させる(低速側の伸び)、不意な路面のギャップで跳ねない(高速側の圧)、その次に 必ず来る路面への圧着性(高速側の伸び)、そのすべてを満たすダンパーチューニングとなっています。 SPダンパーは、ツーリングは勿論の事、サーキットでのハード走行も可能。ワインディングなどでの ギャップ通過時はマシンの挙動を最小限に抑え、ライダーの意図する走りを最大限に引き出します。 ■後々のセッティング相談もお任せ下さい フォークオイルの粘度により、上下のノッチ調整など含めたセッテイングも変化しますがご安心下さい。 すべてにおいて「どんなシチュエーションでも」最適なセッティング・アドバイスを行います。 |
■価格帯がいくつかありますので、表にしてみました。 | ||||
1台分の価格 | ZRX1100 | ZRX1200(01-03) | ZRX1200(04-08) | DAEG |
SPスプリング 0.90kgf | ¥23,800(税込) | ¥23,800(税込) | ¥23,000(税込) | 開発中 |
※ダンパーチューニングには、上記のSPスプリングは含まれません。 | ||||
@カートリッジのみの ダンパーチューニング |
¥49,000(税込) | ¥49,000(税込) | 開発中 | 開発中 |
Aフォーク・完全OH
+ ダンパーチューニング |
¥84,000(税込) | ¥84,000(税込) | 開発中 | 開発中 |
@フォーク内部のカートリッジだけを送って頂き、ダンパーチューニングを行います。カートリッジを組む際の ドレンボルトは「必ず」トルクレンチで締めて下さい。(OHに慣れた方に適します) |
||||
Aフォーク2本を送って頂き「完全OHの場合は」ダンパーチューニングを行い、ダストシール/オイルシール/ 上下ブッシング/ガスケット/フォークオイル等の、OHに必要な交換部品を含みます。 |
||||
上記ダンパーチューニングの価格は送られて来た場合です。車両持ち込みの場合は別途脱着工賃が必要です。 | ||||
■フォークオイルに関しまして |
■作業の流れをお見せ致します。(送った自分のサスにどんな事をされるのか?知りたいですよね) | |
まずはフォークからカートリッジ(シリンダー)本体を抜きますが インナーチューブを外さなくても、トップキャップとドレンボルトを 外せば、カートリッジだけが抜けます。 左の作業は、上記表のAになります。(フォークOHなし) |
|
注意:外したカートリッジをバラすのは相応の知識が必要です。 専門知識がない方は「絶対に行わないで下さい」ね。(^^; 左:伸び側のバルブ 右:圧側のバルブ |
|
バラし難いカートリッジをバラした後にも、両方のバルブには ナットの緩み止めとしてシャフトが潰してあります。その部分を きれいに外さなくていけませんが、これも専門知識が必要です (左は三角状に、右は十字状に潰してあります) 分解作業にはとても気を遣っていて、かなり大変なんですよ。d(^-^) |
|
伸び側バルブ、圧側バルブ共にバラした写真です。この後に外径も 厚みも違うシムを組み合わせ、路面追従性に優れたダンパーに チューニングします。(0.1〜0.3mmまでのシムをすべて交換しますが 入れる枚数は純正よりも多い32枚となります。左写真は純正です) 過去にどれだけの組み合わせテストを行ったのか覚えていませんが その手間を掛けた膨大な作業のおかげで、リプレイス品にも負けない ZRXに最適なフロントフォークが出来上がりました。(^o^)丿 |
|
注意*
カートリッジをご自分でフォークに組まれる場合、ドレンボルトは「必ず」トルクレンチにて 締めて下さい。ZRXのボトムバルブは精密ですので絶対にインパクトレンチなどでの作業はお止め下さい。 |
■本当に、多くの仕様をテストしているのが判ると思います。(似ていても仕様は違うんですよ) | |
●純正フォークの仕様 0.80kgfスプリング+オイル粘度と量のみ変更 ●Rサス ホワイトパワー(スプリングは緑に塗装。笑) |
|
●純正フォークの仕様 ダンパーチューニング+ノーマルスプリング+チタンコート ●Rサス クァンタム |
|
●純正フォークの仕様 ダンパーチューニング+0.85kgfスプリング ●Rサス ダイナミック |
|
●純正フォークの仕様 ダンパーチューニング+0.85kgfスプリング+アウターカシマコート +インナーチタンコート(ゴールド) ●Rサス ダイマミック |
|
●純正フォークの仕様 ダンパーチューニング+0.90kgfスプリング+アウターアルマイト +インナーチタンコート(グラーデーション) ●Rサス オーリンズ+オリジナルスプリング 上と同じ車両ですが、前後サスの内容は違うんですよ。d(^-^) |
|
●オーリンズフォーク。出荷時のまま使用しオイル量のみ変更 ●Rサス オーリンズ+オリジナルスプリング |
|
●純正フォークの仕様 ダンパーチューニング+0.90kgfスプリング+インナーチタンコート ●Rサス クァンタム |
|
上記写真は過去に行ったサスチューニングの一部です。この他にも多大な組み合わせをテストしてます。 |
| ペガサス/ホームページ・トップ |