ZRX1100 <DAEGのスイングアーム+タイプR補強> オートポリス・全開走行テスト!

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 あえて、保安部品も外さず一般車両に近い状態で、バシッと全開でテストを行ってきました。(^-^)/
 ZRXの振れの要因はスイングアームだけではありませんが、メーカーが考えるスイングアームでさえ
 1100→1200R/S→DAEGと強度が上がって発売されています。今回はそのDAEGスイングアームに
 更にタイプRの補強を施し、ZRX1100へ装着と言う企画。 結果は「申し分の無い」ものでした。(^o^)丿
 (ZRX1200の方々へも選択肢が増えたテスト結果と言えると思います)

 

下記番号の部分が、基本的に通常のZRXが振れる場所です。

■クリックで見れる写真はとても古いですが、コースは変わってないからイイですよね。(笑)

@最終コーナーを寝せながら立ち上がって、車両が少し立ち気味になる寸前に振れます。
A全開状態のストレート。バランスが悪いZRXは結構怖いくらいに振れてしまいます。
B超高速な右コーナーを立ち上がっている最中に振れます。ここのBが一番怖いかも?
Cヘアピンを立ち上がり、そのまま右へ寝かせている部分ですが振れます。
D高速な左コーナーを立ち上がり、右へ切り返す最中に振れます。
E寝ている時は良いのですが、ここも車両が少し立ち気味になる寸前に振れます。
Fコース的には通常振れない場所なんですが、路面の荒れに乗ると振れます。
G右から左への切り替えしの最中に振れます。我慢しないとコースを飛び出ます。
Hここも切り替えしの場所ですが、すぐに右へ寝かしますので速度の割には振れません。

オートポリスをZRXで走ると上記の場所で振れが起こり易いですが、車両の仕様やタイヤによって
異なりますので一概には言えません。「通常のZRXとオートポリス」と言う意味で説明しています。

振れる要因の高い順番的には、@→B→A→E が、メインとなります。その他の番号の
コーナーも振れますが、切り替えし場所なので、切り替えしてしまえば振れは止まります。

でも、そこが重要なんです。切り替えしている最中に振れるけど、切り替えしてしまえば振れない!
逆に言えば、振れる場所と言うのは次の切り返す地点まで遠い場所。って事なんです。

ZRXの場合、多くの振れはリヤから来ています。ハンドルが振れるからとステアリングダンパーや
スタビライザーを装着するのは意味がありません。意味がない所かリヤから来ている振れを無理に
増幅させてしまうケースもあります。リヤで絶えれなくなった挙動は抵抗の少ない前側へ移行し
ハンドルを振れさせますが、そのハンドル周りを固めた場合、逃げ場が無くなったチカラ(振れ)は
更にリヤを暴れさせます。(振れのチカラは、どこかへ逃がさないと暴れるだけとなります。

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そこで、スイングアームの補強や、本体の交換や、サブフレームの補強と言うカタチで振れを止める
事になる訳です。その場合、車両の仕様とライダーの技量によってカスタム仕様?レース仕様?など
違った手法(補強レベル)が必要となります、専門的な補強(強度)レベルは無視しても、「なによりも
カッコいいから」とウイリーのスイングアームを入れる事には何ら問題はありませんよ。
(ウイリーの社長とは仲も良いですし、当初のレイダウンキットも製作して頂いておりますので。笑)
ペガサスでご提案しているのは、実際の走行で必要充分なスイングアーム補強を、可能な限り
低下価格でご提供。と言う事なんです。(^o^)丿
ハッキリ申します。またZRXでレースに出るなら私くも必ずウイリーのスイングアームを使います。
でも、レース仕様は必要ない。でもサーキットや高速道路で振れを止めたい。できればカッコイイ物。
って事でこのタイプRのプロジエクトが始まった訳なんです。

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今回のタイプR補強の結果。上記で示している通常振れる場所では「まったく、振れませんでした」
ペガサス・オリジナル・スイングアーム(タイプR)補強のみのZRXです。サブフレームも純正のまま、
その他のフレーム関係も何ら触りもしていないド・ノーマル状態です。(タイヤ=メツラーZ6・in)

ZRXの場合、エンジンパワーを上げハイグリップタイヤを装着すると、比例して振れも大きくなりがち
ですが、振れの要因の「ツボ」を見極めて必要最小限で振れを少なくしています。こんなコメントも
何よりZRXを知っているから言える事ですし、そのためのテストも欠かしません!V(^0^)ご安心下さい

今回使用したZRXの駆動系は、カム&ピストンはZZR1100、FCR39、アルミホイール、メッツラーZ6、
それなりにパワーを上げていますが、フレーム関係は何ら手を付けていないド・ノーマルです。

 

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